日本ハム・伊藤大海 9回あと1人で11勝目消えた… 

[ 2022年9月10日 17:28 ]

パ・リーグ   日本ハムー西武 ( 2022年9月10日    ベルーナD )

<西・日>日本ハム先発・伊藤(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムの伊藤大海投手(25)は10日の西武戦(ベルーナD)で8回無失点の力投も、救援陣が同点に追いつかれ、昨季を更新する11勝目はならなかった。

 前日、新庄監督から最多勝争いから“脱落”した際には「抑えテスト」の可能性を示唆されていた伊藤。新たな挑戦は前向きに捉える右腕だが、もちろん最大の目標は球団では19年有原以来のタイトルだ。

 立ち上がりから伸びのある直球と多彩な変化球で、西武打線を7回まで2安打無失点に封じた。

 援護したい打線は0―0の8回、一塁に代走の杉谷を置いて、初回に史上314人目の1000安打を放っていた近藤が1001安打目となる右中間への先制二塁打で均衡を破った。

 伊藤は8回2死から愛斗に二塁打を浴びるも、続く1番源田をフルカウントからの7球目、こん身のストレートで左邪飛に抑え込んだ。8回を113球無失点。充実の表情でマウンドを降りた。

 しかし9回、救援陣が追いつかれ11勝目はならなかった。

 ◇球団で新人から2年連続2ケタ勝利を挙げた過去8投手のうち、1年目から2年目にかけて勝ち星を増やしたのは、セネタース、東急時代の46、47年黒尾重明(10勝→19勝)、東映時代の66、67年森安敏明(11勝→15勝)、同じく東映時代の69、70年金田留広(18勝→24勝)の3人だけ。

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