MLB　来季から新ルール導入へ　投球間に時間制限、極端な守備シフト禁止

　大リーグ機構（MLB）が来季から投手の投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」や、塁間に3人を置く極端な守備シフト禁止などの新ルールを導入すると、AP通信など複数の米メディアが8日（日本時間9日）に報じた。試合時間の短縮などが狙いで、9日（同10日）にも発表される見込み。

　投手は走者なしなら15秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投げることが求められ、超えれば1ボールが増える。その他、けん制の回数も制限され、3度目は成功しなければボークが宣告される。ベースは約7.6センチ大きくなり、選手のケガ防止や盗塁の増加を目指す。