オリついに今季初の単独首位! 由伸ハーラートップ独走13勝&吉田正V弾 投打の主役でソフトB撃破

[ 2022年9月10日 21:15 ]

パ・リーグ   オリックス5―2ソフトバンク ( 2022年9月10日    京セラD )

<オ・ソ>4回2死満塁、渡部の2点適時打に沸く山本(左から2人目)らオリックスナイン(撮影・大森 寛明)
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 ついに来た。オリックスが今季初の単独首位に浮上した。0差で“並走”していた首位ソフトバンクを破り、1ゲーム差で首位に立った。

 先発は山本。初回は内野安打と味方の失策で無死一、三塁とされ、牧原大のタイムリー内野安打で先制点を献上。それでも後続を断って最少失点で切り抜け、リズムに乗った。圧巻は3回。先頭三森を遊ゴロ、続く周東を見逃し三振。最後は牧原大を空振り三振に仕留めた。持ち味の直球にフォークやカーブを織り交ぜて緩急も駆使。相手打線に的を絞らせず、7回111球2失点でハーラートップを独走する13勝目を挙げた。

 奮闘するエースを、頼れる主砲が援護した。1―1の3回2死の場面で、吉田正が15号ソロを放った。2ボール1ストライクからの4球目、板東の真ん中高め149キロ直球をフルスイング。弾丸ライナーで右翼5階席に放り込む強烈な特大弾が決勝弾となった。
 
 同じく0差で2位だった西武はデーゲームで最下位の日本ハムに延長で敗れ一歩後退。これでオリックスと全試合を消化している西武の自力優勝がなくなった。

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