【近畿学生野球】奈良学園大、1年松林の活躍で開幕3連勝!4安打5打点の大暴れ

[ 2022年9月10日 16:26 ]

近畿学生野球秋季リーグ戦第2節1回戦   奈良学園大9―4大阪観光大 ( 2022年9月10日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

リーグ戦初本塁打を含む4安打5打点の活躍でチームの開幕3連勝に貢献した1年生の松林
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 奈良学園大の1年生、松林克真(履正社)がリーグ戦初本塁など4安打5打点の大暴れでチームの開幕3連勝を呼び込んだ。

 「ホームランはインコースだったのですが、体がうまく回って打てました。切れるかなと思ったけれど、(入って)良かったです」

 0―1から同点に追いついた後の2回無死一、三塁で左前に勝ち越し打を放ち、5回2死一、二塁では中越え2点二塁打。待望の一発は7回無死一塁の場面だった。9回に回ってきた5打席目に三塁打を放てばサイクル安打達成だったが、右翼線の打球は、前に走者がいたため二塁打にしかならなかった。「サイクルは今までやったことはないです。ランナーがいなければ三塁を狙ったと思います」と試合後は笑っていた。

 1メートル85、92キロの恵まれた体格。中学時代は大阪・松原ボーイズで中学日本代表に選ばれ、高校は履正社。高校通算15本塁打の数字を残した。ただ、19年夏の全国制覇時はベンチ入りできず、20年の交流試合も甲子園でプレーすることはできなかった。「この大学を選んだのは全国大会に出たいからです」と大学では神宮の舞台を目指す。

 松林を春から起用している酒井真二監督は「このチームの柱になってもらおうと期待している。まだまだ注文することもあるが、いいものは持っている」とポテンシャルの高さは十分に分かっている。

 松林は「この秋はベストナイン、2本塁打以上、打率3割5分以上が目標です」と今リーグでのブレークを誓っていた。

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2022年9月10日のニュース