【U18W杯】浅野翔吾にメジャースカウトも驚がく「小さいのにビッグパワーだ」

[ 2022年9月10日 10:17 ]

第30回WBSC U18ベースボールワールドカップ   日本6―0イタリア ( 2022年9月10日    エド・スミス・スタジアム )

<イタリア・日本>初回、先頭打者で二塁打を放ち塁上でガッツポーズする浅野翔吾
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 「1番左翼」でフル出場した今秋ドラフト1位候補の浅野翔吾(高松商)が初戦からその実力を見せつけた。

 初回、先頭で2球連続空振りの後、カウント1―2から左翼線へ二塁打。「しっかり振って合わせていこうと。(最初は)スイングが遅かったが、タイミングが合ってきた」と打席の中で相手投手にきっちり対応し「3番捕手」の松尾汐恩(大阪桐蔭)の右犠飛で先制のホームインを果たした。

 2回1死満塁の2打席目には、体勢を崩してバットを折りながら左前へ2点適時打。2安打2打点で快勝発進の立役者となり「国内で打てていなくて不安はありましたが、どんな形でもいいので思い切り上から叩くことを意識しました」と手応えをにじませた。

 ネット裏には日本から巨人・岸敬祐スカウトに加え、メジャー全30球団のスカウトも集結。フィリーズのオネリ・フリータ氏も「高校通算67本塁打だって?ワンダフルだ!小さいのにビッグパワーだ」と驚いていた。

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