巨人メルセデス 98日ぶり白星ならず 6回途中2失点、区切りの来日30勝目を前に10戦足踏み

[ 2022年9月10日 15:39 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年9月10日    東京D )

<巨・中>5回、A・マルティネスに先制ソロを打たれるメルセデス(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)が中日戦(東京D)に先発登板。6回途中6安打2失点で降板し、98日ぶりとなる今季6勝目を逃した。区切りの来日30勝目に王手をかけてから、これで10戦勝ちなしとなった。

 メルセデスは6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投して今季5勝目をマークしたが、これを最後に白星から遠ざかり、試合前まで9戦勝ちなし4連敗中。前回登板した3日の阪神戦(甲子園)では1―0で迎えた4回、1死から近本に右翼ポール際へ同点3号ソロを浴び、さらに2死一塁としたところで原辰徳監督(64)が早めの投手交代を決断して4回途中4安打1失点で降板していた。

 そこから中6日でのマウンド。味方打線が相手先発左腕・小笠原に4回まで無安打に抑えられる中、0―0のまま迎えた5回だった。この回先頭のA・マルティネスに高めに浮いた初球カーブを右翼スタンドに叩き込まれ、痛恨の先制点献上。2死から相手投手の小笠原に対してこの試合初の四球を出すも後続を打ち取った。

 だが、0―1のまま迎えた6回だった。1死から阿部、ビシエドにこの試合初めての連打を許して二、三塁とされると、ここで原監督が投手交代を決断。メルセデスは降板時点で1失点だったが、2番手右腕・畠が最初に打席へ迎えた木下への初球を中犠飛とされて2失点となった。

 メルセデスの投球内容は5回1/3で打者22人に対して89球を投げ、6安打2失点。3三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは148キロだった。

 ▼メルセデス ホームランを打たれた1球が悔やまれます。最低限の投球は出来ましたが、もう少し粘り強くいきたかったです。チームが逆転できるように応援します。

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