巨人・原監督「粘り強く戦ってくれてはいるんですけどね」 平内はプロの厳しさを「越えなきゃ」

[ 2022年9月10日 17:20 ]

セ・リーグ   巨人2―5中日 ( 2022年9月10日    東京D )

<巨・中>連敗しガックリの(左から)阿部作戦兼ディフェンスコーチ、原監督 (撮影・光山 貴大)
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 逆転でのCS進出を目指す5位巨人は最下位の中日に連敗を喫して借金7。9月1日以来9日ぶりとなる4位浮上に失敗し、7月6日に最大8ゲーム差あった最下位・中日に2ゲーム差と迫られた。あす11日にも2年連続のV逸が決定する。

 中日先発左腕・小笠原に4回2死から丸が四球を選ぶまでパーフェクト投球を許し、5回先頭の5番・岡本和が放ったポテンヒットのみのわずか1安打で7回まで試合が進行。0―5で迎えた8回に岡本和と坂本の安打で好機を築き、大城の中前適時打で小笠原から2点を奪って降板に追い込んだものの及ばなかった。

 先発左腕・メルセデスは6回途中6安打2失点で98日ぶり白星を逃し、10戦勝ちなし5連敗で今季6敗目。0―2で迎えた8回には4番手右腕・平内が3失点した。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――7回まで1安打。攻撃の糸口がなかなか…。

 「そうですね。粘り強く戦ってくれてはいるんですけどね、あと1本というかね、あと1球というかね、そういう部分で…っていうことですね」

 ――メルセデスは粘り強く投げていた。

 「そうですね。今日は球も前半走っていましたしね」

 ――8回の平内。50試合目で疲労はあると思うが、大勢と同じく越えてほしい。

 「ねえ、やっぱり、越えなきゃ。そこがなんていうかね、プロ野球の厳しさであるわけでね」

 ――岡本和が猛打賞。

 「だいぶ、存在感が出てきましたね」

 ――中日に連敗。明日からは。

 「これはね、さっき言った通りでね、切り替えて戦っていくということですね」

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