ヤクルト“村神様”だけじゃない! 塩見同点弾&長岡V2ランで逆転勝利 優勝マジック点灯はお預け

[ 2022年9月9日 21:23 ]

セ・リーグ   ヤクルト7ー6広島 ( 2022年9月9日    神宮 )

<ヤ・広>6回、長岡が勝ち越し2ランを放つ(撮影・村上 大輔)  
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 ヤクルトは9日、本拠地・神宮で広島と対戦し7―6で勝利。この日、2位・DeNAが阪神に勝利したため優勝マジックの点灯はお預けとなった。

 0―0の2回。先頭で打席に入った村上が広島先発・大瀬良から今季53号となる本塁打を放ち、1963年野村克也(南海)、1985年落合博満(ロッテ)の52本塁打を抜いた。

 主砲の一発で幸先よく先制したヤクルトだったが、先発した小沢がピリッとしなかった。3回に1死三塁から投手の大瀬良に同点打を許し、4回には4安打を浴びて計3失点と5回4失点だった。

 それでも打線が奮起。4回に先頭の山田が中前打で出塁後、1死一塁からオスナが左中間を破る二塁打。一走・山田が一気に本塁へ生還して2点差に迫り、5回には1死一塁から塩見が14号2ランを放ち同点。さらに6回には2死一塁から長岡が33試合ぶりとなる8号2ランを放ち勝ち越しに成功。2死一塁から塩見が二塁打を放ち、点差を3点に広げた。

 しかし、7回から登板した木沢が連打と暴投で1死二、三塁のピンチを招いて降板。後を受け継いだ田口は初球に投じたスライダーがワンバウンドし、捕手の中村が後逸。このプレーで二走・大盛が一気に本塁へと生還する好走塁で1点差に迫られたが、その後はゼロに抑えて逃げ切った。

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