ヤクルト村上53号 ノムさん&落合超え!歴代単独6位 打点はペタジーニ抜く128で球団単独3位

[ 2022年9月9日 18:24 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2022年9月9日    神宮 )

<ヤ・広>2回、村上は先制ソロを放ちつば九郎に迎えられる(撮影・村上 大輔)  
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は9日、広島戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。2回の第1打席目に今季53号となる本塁打を放ち、1963年野村克也(南海)、1985年落合博満(ロッテ)の52本塁打を抜いた。

 7日の阪神戦(甲子園)で3打数無安打に終わり、連続試合安打も「9」でストップ。さらに連続試合出塁も「30」で止まった村上。気持ちを新たにして迎えた2回の第1打席目に広島先発・大瀬良が投じた3球目の真ん中に入ったスライダーを完璧に捉えた。

 村上は打球を見つめ、一呼吸おいてから走り始めた。打球はバックスクリーンに飛び込む今季53号先制ソロとなった。

 この本塁打で1963年野村(南海)、1985年落合(ロッテ)を抜き歴代単独6位。打点は128となり、球団では01年ペタジーニを抜き、13、18年バレンティンの131に次ぐ単独3位。シーズン124試合目での53号到達で、143試合に換算するとプロ野球新記録となる61発ペースとなった。

 ▼村上 打ったのはスライダーです。なんとか先に点を取ってチームに勢いをつけたかった。先制点に繋がる打撃ができてよかったです。

 【本塁打シーズン記録】
1 バレンティン(ヤクルト) 2013年60本
2 王貞治(巨人) 1964年55本
2 ローズ(近鉄) 2001年55本
2 カブレラ(西武) 2002年55本
5 バース(阪神) 1985年54本
6 村上宗隆(ヤクルト) 2022年53本

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