入院の長嶋茂雄氏 三奈さんが説明「意識ははっきり、元気です」「自宅で尻もち、後頭部打ち脳内に出血」

[ 2022年9月9日 14:50 ]

巨人の長嶋茂雄終身名誉監督
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 巨人の終身名誉監督を務める長嶋茂雄氏(86)が、6日に東京都内の病院に緊急入院したことを受け、次女でスポーツキャスターの三奈さんが球団を通じてコメントを発表した。

 「この度は、長嶋茂雄のことで皆様に大変なご心配をおかけし、申し訳ありません。自宅で尻もちをついた際、後頭部を打ち、脳内に多少の出血がありました。素早く処置していただいたので、影響はまったくなく、父は昨日から一般病室で手足のリハビリを始めています。意識ははっきりしていて、声も力強く元気です。皆様のご厚情に深く感謝申し上げます」と説明した。

 長嶋氏は6日午後に体調不良を訴え、救急車で搬送されていた。脳内に出血が見られたものの、早期に処置したため重篤な状態ではなく、意識もはっきりしていると関係者は説明していた。

 長嶋氏はアテネ五輪の野球日本代表監督を務めていた04年3月に「心原性脳塞栓症」を発症し、緊急入院。それから右半身の軽いまひ症状に悩まされ続けた。18年7月には体調不良を訴えて入院し、胆石が見つかったこともあった。

 懸命なリハビリを続けながら表舞台でも活躍。昨年は東京五輪の開会式で聖火リレーに参加した。今季は3月25日の開幕戦、中日戦(東京ドーム)を観戦。試合前には文化勲章の受章セレモニーに出席した。6月にはジャイアンツ球場を訪れ、2軍調整中の中田に打撃指導するなど精力的に動いていた。8月20日には阪神戦(東京ドーム)を観戦した。

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2022年9月9日のニュース