DeNA上茶谷 天国の恩師に届け「勝ちたいという思いは強かった」3カ月ぶり1軍で粘りの3勝

[ 2022年9月9日 21:37 ]

セ・リーグ   DeNA9ー2阪神 ( 2022年9月9日    横浜 )

<D・神>DeNA先発の上茶谷(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは9日、阪神戦(横浜)で快勝。自力優勝の可能性を残した。先発・上茶谷が5回2失点で4月16日以来となる3勝目を挙げた。

 6月8日以来の1軍マウンドとなる上茶谷。7日に母校・東洋大の前監督、高橋昭雄さんが死去。復調した姿を天国の恩師に見せるべく、阪神打線に立ち向かった。

 初回、制球が定まらずいきなり2者連続四球。続く3番近本の右前打と4番大山の犠飛で2点を先制された。しかしその後は、5回まで走者を出しながらもホームは踏ませず。過密日程の9月を乗り切るため、ベンチの期待を背負ったドラ1右腕が粘りのピッチングを見せた。打線が5回に逆転し、3勝目を挙げた。

 ▼上茶谷 絶対に勝てるように意気込んでいったんですけど、初回は終わったなと思いました。2者連続フォアボールで、(伊藤)光さんに「おい、お前しばくぞ(笑い)」と声をかけてもらい、開き直ることができました。チームのいい時に力になれず、ここまで準備してきたので、勝ちたいという思いは強かったです。

 ▼三浦監督 (上茶谷は)立ち上がりがどうかなと心配になりましたけど、よく我慢して、(伊藤)光もよくリードしてくれたと思います。久しぶりで力みもありましたが、初回を引きずらずに、我慢して投げたと思います。
 

 

 

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