ブルワーズの絶対的守護神ヘイダーがパドレスに電撃トレード パ軍は抑え左腕ロジャースなど5選手獲得

[ 2022年8月2日 03:49 ]

パドレスに移籍したジョシュ・ヘイダー投手(AP)
Photo By AP

 大リーグは米東部時間2日午後6時(日本時間3日午前7時)のトレード期限を控え、ブルワーズとパドレスの間でブロックバスター・トレード(超大型トレード)が成立した。

 ブルワーズの抑えを務める剛球左腕ジョシュ・ヘイダー投手がパドレスに移籍し、パドレスは抑え左腕ロジャース、右腕ラメットに若手有望株3人を加えた計5選手を獲得。1日(同2日)、大リーグ公式サイトなど複数の米メディアが報じた。

 通算125セーブを誇る28歳のヘイダーは今季1勝4敗29セーブ、防御率4・24。今季は開幕から18試合連続セーブのメジャー新記録を樹立し、今夏のオールスター戦にも選出。一方で7月は不振に苦しんでいた。31歳のロジャースも今季1勝5敗28セーブ、防御率4・35とヘイダーと似たような成績を残している。

 現在、ブルワーズはナ・リーグ中地区首位に立ち、パドレスも同西地区2位で上位争いを繰り広げており、今季残り試合で両軍の対戦はない。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者のツイッターによれば、「地区首位のチームがシーズン中にその年の球宴選手をトレード放出するのは、14年にアスレチックスがセスペデスをレッドソックスに放出して、レッドソックスからレスターを獲得して以来」だという。

続きを表示

2022年8月1日のニュース