中日・ビシエド、シーソーゲームに決着付ける逆転V打 3連勝に立浪監督「よう、ひっくり返してくれた」

[ 2022年8月1日 04:45 ]

セ・リーグ   中日6―5広島 ( 2022年7月31日    マツダ )

<広・中>5回1死満塁、ビシエドは右前に適時打を放つ (撮影・奥 調)
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 シーソーゲームに決着をつけたのは完全復調を遂げた中日の4番打者だった。逆転を許した直後の8回、2死二、三塁からビシエドが森浦の低めチェンジアップを左前に運ぶ逆転の2点適時打。送球間に二塁を陥れると塁上で仁王立ちした。

 「低めの球をうまく打てた。走者がいるところでしっかり点を入れられたし、勝てたことがうれしい。疲れも半減だね」

 前半戦は左肩の故障もあり主砲の働きができなかったが、4打数3安打と活躍した球宴が復調のきっかけとなった。今カード初戦の7月29日は自身初の3本塁打を記録するなど3安打5打点。この日も3安打3打点と打ちまくった。貧打に泣いた前半戦から一転し、打線の力で今季初の敵地同一カード3連勝。立浪監督も「ビシエドは打席の中で余裕が出てきた。よく、ひっくり返した」と称えた。(中澤 智晴)

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2022年8月1日のニュース