ソフトB・和田「何としても連敗を止める」と41歳の粘り腰で3勝目 母校・浜田の甲子園切符が刺激に

[ 2022年8月1日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―2西武 ( 2022年7月31日    ペイペイD )

<ソ・西>4回を投げ終え甲斐(左)とタッチを交わす和田(撮影・岡田 丈靖)              
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 打のヒーローが24歳でプロ初決勝打をマークした黒瀬なら、投の主役は41歳左腕だ。ソフトバンク・和田が6月19日の楽天戦以来の先発で、今季3勝目を挙げた。6月末に新型コロナに感染し、復帰戦となった7月24日のオリックス戦で中継ぎ登板して以来のマウンド。5回を毎回の7安打されながらも98球で1失点と粘り強く投げ、チームの連敗を4で止めた。

 「初回はバタバタして点を取られましたが、なんとかヒットを打たれても点を取られないようにと思って投げた。何としても連敗を止める。それだけでした」

 初回1死三塁で森に先制打を浴びたが2回2死一、二塁で源田、3回2死一、三塁でオグレディをいずれも空振り三振。最少失点で切り抜けた。和田の西武戦の白星は20年7月29日以来、2年ぶりとなった。

 お立ち台ではプロ初打点の決勝犠飛で援護した黒瀬に感謝。「いいところで打ってくれた。新しいヒーローがホークスを活性化させる。また活躍が見たいし、自分が投げるときに打ってほしい」。母校の浜田(島根)も18年ぶりの甲子園出場を決めており、刺激になっている。藤本監督は「今日は“1回から飛ばしてくれ”とお願いした。ほんとに粘ってくれたと思う」とベテランを称えた。

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2022年8月1日のニュース