侍・栗山監督、初采配初勝利 根尾、藤原、黒川ら躍動!大学・社会人選抜に8―6逃げ切り

[ 2022年8月1日 21:09 ]

プロ・アマ記念試合   U―23NPB選抜8ー6大学・社会人選抜 ( 2022年8月1日    神宮 )

<U-23NPB選抜×大学・社会人選抜>ベンチで拍手する栗山監督(撮影・村上 大輔)
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 野球伝来150年「プロ・アマ記念試合」が1日に神宮で行われ、U―23NPB選抜が8―6で大学・社会人選抜を下し、侍ジャパン・栗山英樹監督(61)は初采配で初勝利を挙げた。

 プロの意地を見せた。初回、先頭の藤原(ロッテ)が左前打を放つと、左翼手がファンブルする間に二塁へ進塁する好走塁を見せた。その後、中飛で三塁進塁、遊ゴロの間に先制点を奪った。1-1の2回には3連打で満塁とし、8番・長谷川(西武)の右犠飛、9番・阪口(日本ハム)の左犠飛で2点を追加して勝ち越しに成功。

 3-1の3回は先頭の2番・西川(西武)が中前打で出塁も、3番・中村奨(広島)、4番・清宮(日本ハム)が倒れ2死一塁。しかし、そこから5番・安田が四球で一、二塁とすると、6番・黒川の4球目に二走・西川が盗塁成功で一、三塁。黒川の右二塁打で一走・安田も生還しリードを4点に広げた。

 さらに6回無死2塁から代打・赤羽(ヤクルト)が左翼席へ2点本塁打、7回にも1点を追加した。U―23NPB選抜は藤原、安田が2安打、黒川が4安打を放つなど13安打で大学・社会人選抜の投手陣を粉砕した。

 投げてはプロ入り後初先発となった根尾(中日)が1回1奪三振の無安打無失点と堂々の投球を見せた。その後は継投で大学・社会人選抜打線を7回まで1点に封じたが、8回に登板した鈴木(ヤクルト)が捕まり5失点。最後は中川(DeNA)が締めて8―6で逃げ切り、栗山ジャパン初勝利となった。

 大学・社会人選抜は、7点差の8回に矢沢(日体大)の2点タイムリーなどで5点を奪ったが、届かなかった。

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