日大三エース・松藤 イメトレも「うまくガッツポーズできなかった」決勝スクイズ&2失点完投

[ 2022年8月1日 04:31 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会決勝   日大三6-2東海大菅生 ( 2022年7月31日    神宮 )

<東海大菅生・日大三>9回2失点と力投した日大三・松藤(撮影・藤山 由理)
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 最後までマウンドは譲らなかった。日大三のエース左腕・松藤が7安打2失点で完投。決勝スクイズも決め、投打で4年ぶりの優勝に貢献し「(6回に)逆転して余裕もできたので、9回までいこうと途中から思っていました」と胸を張った。

 130キロ台の直球とカーブの緩急で、5~8回は無安打投球。最後の打者を左飛に打ち取ると、マウンドで小さく跳びはねて両手でガッツポーズだ。チームが優勝した11年夏の甲子園決勝の動画を30回以上も見ており、イメージトレーニングはばっちりだったが「うまくガッツポーズできなかった」と笑った。

 今夏から背番号1を背負う松藤は言った。「(日大)三高には甲子園で優勝するために来ている。まずはスタートラインに立てた」。聖地でも、頂点だけを見据えて腕を振る。

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2022年8月1日のニュース