3年ぶり有観客開催のドリームマッチはモルツ球団の圧勝 8連覇で幕 上原浩治VS高橋由伸も実現

[ 2022年8月1日 21:46 ]

上原浩治氏(提供写真)
Photo By スポニチ

 サントリードリームマッチ2022が1日、3年ぶりに有観客として東京ドームで開催。1万7345人が往年の名選手たちのプレーに酔いしれた。

 試合は山本浩二率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」が9―2で勝利し、8連覇を達成した。2回に宮本慎也、谷繁元信の2者連続の適時打で2点を挙げると、5回裏には和田が左翼へソロ本塁打。7回2死一、三塁の場面では宮本慎也が落合博満の「神主打法」のモノマネから3ランを左翼席へ運び、最優秀選手賞(MVP)を獲得。和田はこの試合で最も躍動した選手に贈られる「こだわり酒場のレモンサワー賞」を受賞した。

 敢闘賞には上原浩治が選ばれた。9回無死から登板。バース、掛布を空振り三振に料理し、最後は高橋由伸を決め球のフォークで空を切らせ3者連続三振に仕留めると、大歓声が起こった。

 試合前には同社、オールフリーのCMに出演する女優の菜々緒がオープニングセレモニーからゲスト出演。始球式も務めセットポジションからショートバウンド投球を披露し「(始球式は)5回目です。初めてうまくいった」と笑顔を見せた。

 ▼宮本慎也 良かったですね、今日。よく(体が)動きました。(ホームランの場面は)落合さんの真似したらボールが飛んでいきました。今日知り合いの息子が来てたので、いつも怒ってるのでいいところを見せないといけないと思って頑張りました。

 ▼上原浩治 去年は体調が悪くて、あんまりいい所を見せられなかったので今年はいいピッチングを見せられて良かった。(観客の歓声は)気持ちいいですね。

 ▼和田一浩 1年に1回のこうした機会で、ハッスルプレーすることができた。やっぱりファンの皆さんあってのプロ野球ですし、我々も引退してますけど、またこれから後半戦も始まるのでみなさんで盛り上げてもらえれば嬉しいです。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月1日のニュース