日体大・矢沢「魅力のある選手になりたい」 投げて、打って、走って、守った“四刀流”でファン魅了

[ 2022年8月1日 22:05 ]

プロ・アマ記念試合   大学・社会人選抜6―8U―23NPB選抜 ( 2022年8月1日    神宮 )

<U-23NPB選抜vs大学・社会人選抜>8回、2点適時打を放つ矢沢(撮影・村上 大輔)
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 野球伝来150年「プロ・アマ記念試合」が1日に神宮で行われ、U―23NPB選抜が8―6で大学・社会人選抜を下した。試合には敗れたものの、矢沢宏太(日体大)は投げては1回1失点も2三振を奪い、打っては8回1死二、三塁の好機で右前打の2点適時打を放つなど二刀流の活躍で球場を沸かせた。

 試合後のインタビューで「今日はすごく楽しく野球をすることができた」と振り返った矢沢。同世代のプロ選手との対戦に「同世代ということで、僕も大学生ですけど、何とか食らいつくことができるんだぞというのを証明できるように頑張りました」と胸を張った。

 投手としては1回1失点と納得のいかない内容だったが、打者では8回に2点適時打を放ち、続く小川(ホンダ鈴鹿)の右前打で三塁まで激走。「打たれてしまったけど、もう打たれてしまったら点を取るしかない。なのでバッティングに集中して、走塁も頑張って楽しく野球ができました」と笑顔だった。

 さらに降板後に左翼の守備に就いた際には球場から大きな歓声を浴びたことに「こんなにたくさんの方の前で野球をするっていうのがなかったので、すごくうれしかった」と感謝し「また矢沢を見に行きたいと思っていただけるような魅力のある選手になりたい」と意気込みを語った。

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