ソフトバンク―ロッテ戦前に“神出鬼没すぎる男”ことレスラー高橋ヒロムが度胸満点に好演

[ 2022年4月14日 18:04 ]

<ソ・ロ5>5月の新日本プロレスのドーム公演のPRに来た高橋ヒロム(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 14日のペイペイドームでのソフトバンク―ロッテ戦の試合前イベント。七色のカラフルなウルトラ怪獣のようなド派手ファッションで、新日本プロレスの男性レスラーの高橋ヒロム(32)が、グラウンドに入場。5月1日にペイペイドームで行われる興行を売り込んだ。陸上競技に打ち込んだ東京都八王子出身のレスラー。本拠地のファンに親近感はわいた感じはなかったが度胸満点で叫び続けた。

 「お集まりの皆さん、こんばんわー。野球、大好きな皆さん、こんばんわー。改めまして高橋ヒロムです。気軽に“ヒロムちゃん”と呼んでください」

 21年ぶりにペイペイドームで試合があるだけに、ヒロムちゃんの興奮は止まらない。

 「わたしく、ヒロムちゃんは、宣伝をしにきました。(宣伝を)しに来たつもりでしたが、1歩足を踏み入れた瞬間に、どうでもよくなった。初めて球場で野球を見るんだもん、興奮するに決まっているさ。熱い選手の熱すぎるプレーを見て、俺も興奮したい!」

 独特の間(ま)で、ひととおりのシャウトを終えた後には観客に拍手を求めながら、ソフトバンクの今季スローガンでもある「もっと!」との言葉を11回叫んで、舌を出したまま帰って行った。

 「TIME BOMB」を得意技とするヒロムちゃんのニックネームの1つには「神出鬼没すぎる男」とある。その名の通りに不意を突いた登場に空気はアウエーだったが、場慣れしたトークテクニックと、演じ切った姿勢は実に見事だった。

続きを表示

2022年4月14日のニュース