中日・大島「みんながいい場面で回してくれた」5年ぶりサヨナラ打 3カード連続勝ち越しで貯金2

[ 2022年4月14日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1-0阪神 ( 2022年4月13日    バンテリンD )

<中・神>10回、サヨナラ適時打を放った大島は根尾(左)から手荒い祝福を受ける(撮影・椎名 航)
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 最後に甘い球がきた。0―0の10回1死一、二塁で中日・大島が右中間へ痛烈なライナーを放ち、試合を決めた。17年8月10日の広島戦以来、5年ぶりのサヨナラ打。「みんながいい場面で回してくれてね。最後に失投を逃さず一発で仕留めることができた」。低めボールゾーンのフォークボールを連続で空振りしたが、3球続いた真ん中付近の同じ球種ならリーグトップの打率4割打者には、さほど難しくはなかった。

 5回の攻撃時、ベンチ前で円陣を組み、立浪監督から「空振りを恐れずに、とにかくガーッと積極的に振っていこう」と指示が出ていた。スイングすることでタイミングを合わせていけ…の教えを、野手キャプテンがお手本のように実践してみせた。

 今季2度目のサヨナラ勝利で貯金は2。昨年の最多貯金が1で、5つあった一昨年シーズン終了時以来の高みだ。3カード連続の勝ち越しで、4月は7勝1敗。ナゴヤが今、盛り上がっている。(畑野 理之)

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2022年4月14日のニュース