エンゼルス・大谷 3試合連続安打も…自己ワースト開幕6試合0発

[ 2022年4月14日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス4-3マーリンズ ( 2022年4月12日    アナハイム )

<エンゼルス・マーリンズ>初回、三振に倒れる大谷(撮影・光山 貴大)
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 待望の一発が遠い。エンゼルスの大谷は4打数1安打。メジャー自己ワーストの開幕6試合ノーアーチとなった。ジョー・マドン監督は「全く心配していない」と話すが、懸念材料は少なくない。

 (1)徹底マーク 相手バッテリーは内外角で揺さぶった前夜から一転し、外角攻めを徹底。4打席、全13球中、12球が外角球だった。大谷は初回と3回は左腕ルサルドのカーブに三振を喫した。

 (2)「見え方」にズレ 6回は左腕スコットの5球連続スライダーに仕留められ、今季2度目となる1試合3三振。6回は初球以外、全てボールゾーンだった。開幕6連戦で四球ゼロ。オープン戦で両リーグ2位の9四球を選んだが一転、自身が打席で重視する「見え方」にズレが生じている。

 8回には右腕サルサーから右前打を放ち3試合連続安打。チームはサヨナラ勝ちした。大谷は「ぼちぼちです。切り替えて頑張ります」と語り、「絶好調です。これ以上ない出来です」と冗談めかす場面も。休養日を挟んでの14日(日本時間15日)には敵地レンジャーズ戦で投打同時出場。二刀流で上昇のきっかけをつかむ。(アナハイム・柳原 直之)

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2022年4月14日のニュース