中日・柳 無四球完投で今季2勝目「負けるわけにはいかなかった」チーム4連勝導いた

[ 2022年4月14日 21:08 ]

セ・リーグ   中日4ー1阪神 ( 2022年4月14日    バンテリンD )

<中・神>力投する先発の柳(撮影・椎名 航)
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 中日の柳裕也投手(27)が14日、阪神戦(バンテリンD)に今季3度目の先発登板。前回登板した3日の広島戦(バンテリンD)で12球団一番乗りとなる完封劇を披露した右腕が勢いそのままに無四球完投で今季2勝目を手にした。

 初回から抜群のコントロールで阪神打線を寄せ付けず、圧巻の投球術で3回までパーフェクト。4回は中野に初安打を許すも、続く佐藤輝を併殺に仕留め危なげない投球が続いた。

 6回、先頭の梅野に左前打を許し1死後、代打・ロハスにも右前打され1死一、二塁と初めてピンチを迎えたが中野を遊ゴロ、2死一、三塁から佐藤輝を二ゴロに抑え切り抜けた。

 9回、先頭の佐藤輝に中前打、近本に右前打され無死一、三塁から大山の犠飛で1点を失ったが代打・豊田を併殺に抑え試合終了。

 柳は惜しくも完封は逃したが「チームが連勝していたので負けるわけにはいかなかった」と安堵の表情だった。

 打線は初回、大島がいきなり中前打で出塁。その後、2死二、三塁となり阿部が阪神・先発の桐敷から右翼線への適時二塁打を放ち2点を先制した。3回にも1死ニ、三塁から木下が阪神2番手の尾仲から適時二塁打でさらに2点を追加。序盤から阪神投手陣を打ち崩し4点を奪った。

 中日は4連勝で今季最多の貯金3とした。

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2022年4月14日のニュース