阪神「2番佐藤輝」継続示唆 井上ヘッド「明日あたりも2番でいこうかなと」

[ 2022年4月14日 21:47 ]

セ・リーグ   阪神1ー4中日 ( 2022年4月14日    バンテリンD )

<中・神>9回 無死 中前打を放つ佐藤輝(投手・柳)(撮影・成瀬 徹)
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 大胆なオーダーチェンジも起爆剤とはならなかった。球団史上最年少で開幕4番を任せた佐藤輝をプロ初の2番に据え、大山に今季初の4番を任せた打線はこの日も9回に大山が犠飛で挙げた1得点のみ。52イニング連続適時打なしと深刻な“タイムリー欠乏症”に陥っている。

 「現状(打線が)機能しないんで、その中で何かきっかけが欲しいなというところで打撃コーチやみんなで相談しながらやってみようと。なかなかうまくいかないけど、そういうことを考えながらやっていくしかないのかなと」

 矢野監督は言葉を振り絞った。井上ヘッドコーチは「シーズン長い中で監督が今年は輝明(佐藤)をずっと4番でいくと断言した訳ではないので。4番は例えば誰にするかというところから始まって、輝明を外してその後は大山だろうと。輝明を(4番から)外す時に何番に持ってこようかと。今2番に一発あるバッターを置くのが流行ではないけど、全然ありなわけで。気分転換ってちょっと悠長に思われるかもしれないけど、ちょっと兆しを見せてくれないかなという意味合いで2番(にした)」と、4番・大山を決めてからの佐藤輝の2番起用だったと明かした。

 明日は難敵・菅野が先発として立ちはだかるが、井上ヘッドは「それはまた考えて(打順を)作りますけど、やっぱりコロコロ(変える)というのは。明日あたりも(佐藤輝は)2番でいこうかなと気持ちではいます」と背番号8の2番起用継続を示唆していた。

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2022年4月14日のニュース