ソフトバンク・千賀 3年ぶり開幕3連勝 今季初中5日にも「普通です」

[ 2022年4月14日 21:33 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4ー0ロッテ ( 2022年4月14日    ペイペイD )

<ソ・ロ>お立ち台でポーズを取る中村晃(左)と千賀(撮影・中村 達也)
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 エースが力強く連敗を止めた。ソフトバンク先発・千賀滉大投手(29)が14日のロッテ戦に先発。7回3安打無失点の好投で今季3勝目をマークした。開幕から3連勝は、6連勝した2019年以来、3年ぶりとなった。

 立ち上がりのピンチをしのぎ、リズムをつかんだ。初回2死一、三塁の場面を招いたが、佐藤都を153キロ直球で遊ゴロ。その直後に、味方が31イニングぶり得点となる2点を挙げると、一気にギアを上げた。

 「初回ピンチだったけど、次の回に点を取ってもらったので、しっかりゼロで行きたいという気持ちでマウンド行きました」

 最速158キロ直球を軸に、代名詞の落差鋭いフォークボールや効果的にカットボールも交え、安定して回を重ねた。2回以降は三塁に走者を背負うことなく、7回を投げ切った。

 チームは試合前まで2試合連続零封負けで30イニング無得点だった。今季初の中5日での先発マウンド。それでも気持ちは「普通です」と自然体だった。開幕から4試合、29イニングを投げて自責点はわずかに2。防御率0・62と抜群の安定感を誇る。本拠地のマウンドで力をそのまま出し切り、チームの連敗をストップ。自らも3勝目をつかんだ。

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