広島・床田　我慢の投球6回1失点で2勝目「今日みたいに粘り強く、最少失点でいきたい」

セ・リーグ   広島5-1ヤクルト （ 2022年4月13日    松山 ）

＜ヤ・広＞ヒーローインタビュー後、ファンに手を振る床田（撮影・坂田　高浩）
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　広島・床田が7安打を許しながら、6回1失点の粘り腰で今季2勝目を挙げた。「めちゃくちゃ悪いという感じではなかったけど、途中からツーシームが狂ってしまった」。本調子ではなくても、失点はソロ1本のみにまとめた。

　要所で我慢した。3回先頭のオスナに内野安打を許すも、続く松本直を直球で二ゴロ併殺に抑えて切り抜け、5回1死一、二塁では代打の内山壮をツーシームで投ゴロ併殺に仕留めた。佐々岡監督からは「調子が良くなくても試合をつくれるのは成長」と認められ、「6回で降りたけど、みんなのおかげで勝てた」と感謝した。

　今季登板3試合を終えて、防御率0・90はリーグ3位だ。抜群の安定感を誇る先発左腕は「今日みたいに粘り強く、最少失点でいきたい」と力強かった。