広島・佐々岡監督 サヨナラ勝ちにも精彩欠く若手の入れ替え示唆「甲子園まで見て考えます」

[ 2022年3月7日 05:30 ]

オープン戦   広島3ー2西武 ( 2022年3月6日    マツダ )

<広・西>9回無死三塁、磯村の三塁適時内野安打で大盛がサヨナラの生還(撮影・奥 調)
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 広島は5試合48イニングぶりに適時打が生まれ、オープン戦の連敗を4で止めた。同点の9回に途中出場の先頭・大盛が右中間三塁打を放ち、磯村の放ったボテボテの三ゴロが内野安打となってサヨナラ勝ち。とはいえ、佐々岡監督の表情はさえない。

 「技術もあるだろうけど、メンタル面も課題。若手の結果を求めたい気持ちは分かるけど、オープン戦と公式戦ではプレッシャーが違うから、そこを…」

 今春の全対外試合で4番に座るドラフト6位・末包(大阪ガス)は、3回1死満塁でバットをへし折られて遊ゴロ。これが敵失を誘って先制点を挙げたものの、快音はこの日も聞かれず2試合連続で無安打に終わった。さらに小園、野間ら…スタメン組や若手は軒並み精彩を欠いた。

 「スエだけでなく、若い選手、使っている選手はみんな。(8、9日の)甲子園まで見て、そこから(入れ替えを)考えます」

 オープン戦はこれで15年以来の6試合連続3点以下。貧打は解消されるのか。開幕オーダーは依然として不透明なままだ。(江尾 卓也)

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2022年3月7日のニュース