ヤクルト・奥川「修正力」キラリ 課題の初回に失点も4回1失点でしのぐ

[ 2022年3月7日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト0―2中日 ( 2022年3月6日    バンテリンD )

<中・ヤ>力投する先発の奥川(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの開幕投手候補の奥川が先発し4回4安打1失点。課題の初回は「力んで打ちやすい高さにいった」と失点したが「2回以降は力を抜いて制球を意識した」と修正力を発揮し無失点だった。

 9勝を挙げた昨季で最も失点が多かったのが初回で38失点中14失点。この日もビシエドに四球を与えるなど制球を乱したが大崩れせず最少失点で切り抜けた。2回以降は最速151キロも記録。ともに高校時代に甲子園を沸かせ、プロで初対決となった石川昂は2回は右飛、4回2死では左前打を浴びたが、続く京田は遊ゴロに抑えた。

 小川、石川、高橋らと争う開幕投手について高津監督は「まだ決まっていません。この人と思う人を指名したい」と慎重な姿勢。大役を射止めるため、アピールを続ける。(青森 正宣)

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2022年3月7日のニュース