巨人ドラ1・大勢「ストレートで空振りを取る」自己最速158キロで1回無安打無失点

[ 2022年3月7日 05:30 ]

オープン戦   巨人1―4日本ハム ( 2022年3月6日    札幌D )

<日・巨>158キロを出した大勢(撮影・森沢裕)
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 巨人ドラフト1位の大勢(関西国際大)が7回から3番手で登板し、1回を無安打無失点。実戦2戦目で自己最速を1キロ更新する158キロをマークした。

 「ストレートで空振りを取るというのを目標にやっている」と、全12球のうち変化球はわずか4球。最も遅い直球が154キロと、日本ハム打線のバットを押し込んだ。通算打率.308を誇る11年目の近藤を155キロの外角高めで詰まらせ中飛に。それでも「追い込んだ時に左のインサイドに投げ切れなかったというのがまだまだ」と反省を口にした。

 少ないチャンスでも、大きな印象を与えている。実戦デビューとなった3日の西武戦から、2試合連続で完全投球。力強い直球に原監督も「特徴になってきたね。頼もしい限り」と目を細めた。中継ぎ登板が続いたが、前回登板後には指揮官が「僕は先発の中の一人だと思っている」と明かすなど、先発起用のプランもある。

 「(任されたところで)結果を残せていければいい」と大勢。その存在感は増すばかりだ。(小野寺 大)

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2022年3月7日のニュース