阪神・矢野監督　日本ハム・新庄ビッグボスから大きな刺激「守備の意識がしっかりしている」

練習試合   阪神2ー6日本ハム （ 2022年2月8日    宜野座 ）

＜練習試合　神・日＞初回、適時打を放った佐藤輝（右）を迎える矢野監督（撮影・平嶋　理子）
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　阪神・矢野監督は初対戦したビッグボスの野球に大きな刺激を受けたことを明かした。

　「いいムードで、日本ハムさん、戦っていた。守備の意識がしっかりしている部分があった。こちらもそういうことはマネしたいな…と。そういう意識を持ってやりたいなというところはあった」

　特に感心したのが2死からの外飛でも、きっちり内野手まで返球することが徹底されていたことだ。

　「捕って終わりじゃなくて、内野までしっかり返す意識。普段から習慣付けをしておけば、走者を進めない守備や送球の安定につながっていく。新庄監督が考えて、意図を持ってやってるのかなと思った」

　コロナ下を考慮してあいさつなど直接言葉を交わす機会はなくても、見た目の派手さだけではなく緻密な野球を実践してくることを確認した。今回は勝敗度外視の練習試合。6月3～5日に本拠地・甲子園で迎え撃つ交流戦では難敵となりそうだ。（山添　晴治）