侍・栗山監督の12球団視察終了「若い選手が出てきていて楽しみ」、3月に台湾と強化試合

[ 2022年2月9日 05:30 ]

中日キャンプを視察し、片岡2軍監督(左)と話す侍ジャパン・栗山監督(撮影・椎名 航)
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 侍ジャパン・栗山英樹監督が8日、沖縄で楽天と中日のキャンプ地を視察。これで全12球団の視察を終え、3月の台湾代表との強化試合に向けて「早々にコーチと会議を開いてメンバーを出さないといけない」と語った。

 最後に訪れた中日の北谷キャンプでは、新型コロナウイルスの陽性判定を受けて隔離中の立浪監督と電話会談。指揮する片岡2軍監督に選手の状態を確認し「若い選手が出てきていて楽しみ」とした。その若手の筆頭株で、あいさつを受けた柳について「精度が高く、コントロールがいい。どこに行っても抑えられるのかは見ながら考えていく」と評価。3月の台湾代表との強化試合で有力代表候補に挙がっている。

 コロナの影響で各球団が難しい調整を強いられ、強化試合のメンバー選考は当初の構想から方針転換。「バッテリーはある程度力のある人で前に進め、野手は若くする」。アマ選手から選出する可能性もあり、若手中心に選手選考を固める。(秋村 誠人)

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2022年2月9日のニュース