森繁和氏　DeNA課題の投手陣　オープン戦半ばで「抑え」決定を

ブルペンでシュート習得に乗り出したDeNA・三嶋
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　【森繁和　視点】大輔（DeNA・三浦監督）は昨年は苦労していた。打線はそろっていたが、やはり投手陣だと思う。今年は山崎、三嶋、伊勢が抑え候補だが、シーズンを確実に戦い抜くためには、3月に入ってオープン戦の半ばには「抑え」は決めないと駄目だ。

　任せた投手が、シーズン前にその気になるようにしないといけない。本拠地でのオープン戦（3月2日の広島戦）が始まる時には、ファンにも「今年はこの投手でいく」というものを示して、機運を高められるとよい。

　三嶋の調子が良さそうだ。山崎はまだ球の質がいいとは言えない。伊勢はこれから経験を積む段階だろう。今年は延長が12回まである。この3人は役割をしっかり固定させて戦い抜いてもらいたい。（スポニチ本紙評論家）