楽天・早川 侍候補に「しっかり準備したい」、栗山監督「素晴らしい投手」

[ 2022年2月9日 05:30 ]

階段でトレーニングをする楽天・早川(撮影・篠原 岳夫)
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 楽天の2年目左腕・早川が初の侍ジャパン入りに強い意欲を示した。視察に訪れた栗山監督と石井監督が意見交換。3月5、6日の台湾代表との強化試合の有力候補として名前が挙がり「本当に光栄。選出していただけたら結果を残せるよう、しっかり準備をしたい」と力を込めた。

 早川の能力の高さを栗山監督は熟知している。ルーキーで9勝を挙げた昨季、日本ハム戦で3勝をマークした。「全然勝てなかった。素晴らしい投手。1年経験してもっと良くなる」と称賛。ゲームメーク力にたけた貴重な左腕でもあり、マリナーズからFAとなった菊池を引き合いに出し「菊池雄星や早川投手だったり。今、日本に何人か絶対的な投手はいる」と続けた。

 高校、大学時代に世代別の日本代表を経験してきた。昨夏の東京五輪では、オリックス・山本や西武・平良といった若手が活躍。「自分も頑張らなければ」と刺激を受けた。23年開催予定のWBCについては「ゆくゆくはそういう舞台で投げたい」と言い切る。

 栗山監督は昨季10勝の滝中にも「特に成長曲線が見える。本当に楽しみ」と期待を寄せた。「国際大会は成長するための栄養素」と石井監督も選出されれば快く送り出す構えだ。(重光 晋太郎)

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2022年2月9日のニュース