阪神・佐藤輝 2年連続の“祖父母孝行”バースデーお祝い打 次は開幕戦で勇姿届ける

[ 2022年2月9日 05:30 ]

練習試合   阪神2ー6日本ハム ( 2022年2月8日    宜野座 )

<練習試合 神・日>3回、阪神・佐藤輝が右翼線二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 <記者フリートーク 阪神担当・阪井 日向>

 2年連続の祖父母孝行だった。阪神・佐藤輝の父方の祖母・美智恵さんは7日で83歳、祖父・勲さんは10日で83歳。2つの誕生日に挟まれた一戦で2安打した。「両親はいつでも甲子園に見に来られるからいいけど、おじいちゃん、おばあちゃんには沖縄に来てほしかったです」。振り返れば、昨春も初の対外試合だった2月9日の日本ハム戦で“プロ1号”を含む3安打3打点。テレビ画面を通じて観戦を続ける祖父母に勇姿を届けていた。

 勲さんは昨冬に腰の手術を受けてリハビリ中。コロナ禍が続く今春もテレビで好発進を見届け、声を弾ませた。「うれしい限りです。ボールをよく見えている、この調子でいってほしい。京セラドームの開幕戦を見に行けたらいいなと」。腰の痛みもコロナも治まって、ぜひとも孫の躍動を球場で目に焼き付けてほしい――。勲さんの心情を考えると、そう思わずにはいられなかった。

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2022年2月9日のニュース