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阪神・青柳 V奪回へ決意の3カ条 (1)スタートダッシュ(2)スランプ回避(3)2年連続タイトル

[ 2022年1月14日 05:30 ]

阪神・青柳
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 阪神・青柳晃洋投手(28)が13日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で自主トレを公開した。昨季リーグ2冠に輝いた変則右腕は、今季のV奪回へ向け3カ条を提言。(1)開幕からのスタートダッシュ(2)スランプ回避(3)2年連続のタイトル獲得――を自らに課し、投手陣をけん引する。

 寒風吹きすさぶ鳴尾浜で、青柳が覚悟を示した。昨季は最多勝(13勝)と勝率第1位(・684)の2冠に輝いたが、気持ちはもう、今季に向けられている。V奪回へ向けて掲げた3カ条。言葉の端々からは、並々ならぬ決意のほどが伝わってきた。

 「優勝に向けて自分が万全にいけるように。(去年とは)調整の仕方も変わりますし、開幕ローテーションの中で、1試合目で好調じゃなかったら“何してきたんだ”となる。そこに向けての調整もありますし、自分が一年間投げてチームに貢献できるかどうかだと思う」

 チームを支える自覚は十分だ。昨季は競争を勝ち抜く立場の一人だったが、今季は状況が一変。春季キャンプでも調整を一任されることとなった。実戦登板についても「中盤ぐらいには」とプランを描く。その分、果たすべき責務が大きくなったのは言わずもがな。昨季は開幕からの5試合を2勝2敗で終えたが、ロケットスタートを決めてみせる。

 「(昨季は)五輪が終わった後に2試合勝ちましたけど、その後、1カ月勝てなかった時期もあった。何が悪かったのかを映像で見直して、トレーナーと話しながら、メニューを組んでやっている」

 目標とする15勝を実現するべく、好不調の波はできる限り小さくする必要がある。8月下旬から9月にかけて苦しんだ昨季。8月31日中日戦からの5試合は0勝3敗、防御率5・88と沈んだ。自主トレ期間中は上体が上ずっていないか、体と手の距離が離れていないか、などを重点的に確認。細部に及ぶまでフォームに目を光らせることで、投球全般の良化につなげる構えだ。

 「プロ野球選手としてはどんな賞でも獲ってみたいなと思う。結果を出せばタイトルは後からついてくるものだと思う」

 (1)と(2)を達成できれば、おのずと(3)が見えてくる。2年連続で先発部門のタイトルを獲得すれば、球団生え抜き右腕では最多勝を獲得した65、66年の村山実以来、56年ぶり。偉大な先人に近づいたその先に、優勝の2文字がある。(長谷川 凡記)

 ▽阪神先発投手の開幕連勝 昨季ガンケルが開幕から4戦4勝を含む6月24日の中日戦まで9試合で無傷の6連勝。日本人先発投手が前半戦中に無傷の5連勝以上なら08年下柳の5連勝(5月14日まで、7試合)以来。生え抜きでは04年福原の5戦5勝(4月30日まで)以来になる。

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