トヨタ自動車 佐藤、坂巻の新人コンビ 今後に期待を抱かせる活躍 JABA長野大会

[ 2021年4月9日 23:26 ]

第62回JABA長野大会   トヨタ自動車9―5ロキテクノ富山 ( 2021年4月9日    長野オリンピックスタジアム )

JABA長野大会・ロキテクノ富山戦で活躍した佐藤(左)と坂巻の新人コンビ
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 社会人野球の第62回JABA長野大会が長野オリンピックスタジアムなどで9日、行われ、トヨタ自動車は2勝1敗で予選リーグを終えた。今大会での日本選手権の出場権獲得はならなかったが、佐藤勇基内野手(法大)と坂巻尚哉外野手(中大)の新人コンビが活躍。今後の活躍に期待を抱かせた。

 「追いつかれて、すぐに取り返さないといけないところだったので、何とか還したかった。打てて良かったです」

 試合を決めたのは佐藤のバットだった。3点差を追いつかれた直後の7回。小畑尋規の四球を足がかりにつかんだ1死二、三塁の好機で、打席が回ってきた。カウント2―2からの5球目。やや内寄り甘めの真っすぐを左中間へ弾き返した。2者を迎え入れる決勝適時二塁打。粘るロキテクノ富山を突き放した。

 「コーチや先輩に教わったことを取り入れて練習しています」
 法大時代は堅実かつ華麗な内野守備に定評がある一方、打力が課題とされていた。指導者だけでなく先輩野手からの助言も積極的に取り入れた成果が、この日の5打数5安打3打点。「野球人生で初めてだと思います」と笑顔を浮かべた。

 同期入社の坂巻も負けてはいなかった。走攻守の三拍子が揃った好打者。この日は5回に一時勝ち越しとなる右越え適時三塁打をかっ飛ばした。今大会は2試合の出場で6打数3安打の打率・500。外野の定位置争いは激戦を極めるが、面白い存在になりそうだ。
 前日8日にJFE東日本に敗れ、3試合で今大会を終えた。全試合ともスタメンが変わるなど、激しいチーム内競争は例年以上に見応えがある。収穫と課題の両面を手にした3日間を、藤原航平監督は次のように総括した。

 「リーグ敗退という結果に終わりましたが、全員を使いながら戦うという現段階でやるべきこともできました。いずれも良い緊張感を持って試合ができましたし、この大会で出てきた課題の一つ一つをこれからつぶしていく。チームとしてはもちろんですが、各選手が振り返るべき点を見つけることができた3日間だったと思います」

 次なる日本選手権出場をかけたJABA大会は、5月1日から開催されるベーブルース杯(長良川球場、大垣市北公園野球場)。長野での経験を有意義なものとするべく、切磋琢磨の日々は続く。

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