巨人・原監督「だいぶ動き始めましたよ。明日、また」 今季2度目零敗も前向き

[ 2021年4月9日 22:05 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2021年4月9日    マツダ )

<広・巨>初回、先頭の菊池涼に先制ソロホームランを浴びた菅野(撮影・森沢裕)
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 巨人は敵地での広島戦に0―2で敗れて連勝ならず。再び貯金がなくなった。零敗は2日のヤクルト戦(東京D)以来今季2度目で、金曜日は2週連続の無得点。球団ワースト単独2位の11試合連続3得点以下となり、1993年の球団ワースト12試合連続にリーチがかかった。

 4年連続7度目の開幕投手を務めた菅野が足の違和感による登録抹消から復帰して3月26日に行われたDeNAとの開幕戦(東京D)以来となる今季2度目のマウンドに上がったが、初回、菊池涼と鈴木誠に本塁打2発を浴びて2失点。その後は失点を許さず7回4安打2失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。

 巨人の原辰徳監督(62)は菅野について「まあ、あのー…一発は食らいましたけど、まあ、いい感じだと思いますね。粘りもでてきているしね」と評価。約1年半ぶりとなった炭谷とのバッテリーについては「まあ、まあ、彼はそういう意味じゃ、お互い選ぶような人じゃないからね」と振り返った。

 打線は5安打の広島を上回る8安打を放ったが、今季2度目の無得点。3者凡退は5回だけで、6度にわたって先頭打者を塁に出したが、ホームが遠かった。今ひとつかみ合わない流れに「そうですね。最後の詰めの部分だろうね」と原監督。あと1本が…と水を向けられると「そうそうそう。そこが一番問題ではあるけれども。しかし、だいぶ動き始めましたよ。明日、また」と前向きだった。

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