経験値が違うぜ!! オリックス・平野佳 日本で1286日ぶりセーブも、漆原を思いやり控えめ

[ 2021年4月9日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス5-1ロッテ ( 2021年4月8日    ZOZOマリン )

9回2死満塁のピンチのしのぎ吠える平野佳(撮影・沢田 明徳)
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 幾度も修羅場をくぐり抜けてきた男が経験と力の違いを見せた。5―1の9回2死満塁。ピンチを招いた漆原に代わり、4番手として登板した平野佳は打者・荻野に対し、3球連続ボール。それでも落ち着いてフルカウントまで戻すと、最後は開き直った。

 「打ち損じてくれくらいの感じ。思い切り腕振って、腹くくって、真ん中でいいから。四球が一番イヤだったので、そこは本当、お願いで投げました」

 こん身の直球で中飛に打ち取り、確実にチームを勝利に導いた。

 日本球界復帰後初、17年9月30日ソフトバンク戦以来、1286日ぶりのセーブを記録。それでも平野佳に特別な感慨はなかった。

 「これからも漆原で頑張っていくところもあるし、彼に頑張ってほしいし、僕もできるだけこういう時はサポートできればいい」

 成功も失敗も数多く経験してきた。失敗を次に生かすための方法論は「我慢して諦めない」と言う。だからこそ開幕から守護神を務める右腕を思いやり、控えめに話した。

 中嶋監督は起用について「前から言っているが、一番いい形を探すということ」と話した。最後を締めるのは漆原が基本形ながら、勝つための形は無数にある。チームには頼れる百戦錬磨のベテランがいる。 (桜井 克也)

 ▼オリックス・山本(7回1失点で2勝目)何とか最低限の投球ができて、粘ることができた。とにかく勝てて良かった。

 ▼オリックス・杉本(2回無死一塁、右越えに1号2ラン)今日はできるだけ力を抜いて、打ちたいと思いすぎず、リラックスして行った。

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