青学大の佐々木泰がデビューから2戦連発 ロッテ井口監督が持つリーグ記録更新狙う

[ 2021年4月9日 12:55 ]

東都大学野球・第2週第2日   青学大4―1立正大 ( 2021年4月9日    神宮 )

<立正大・青学大> 2回1死、先制ソロを放つ佐々木 (撮影・光山 貴大)
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 青学大のルーキーがデビュー戦から2戦連続でアーチを放った。5日の立正大戦で決勝2ランを放った佐々木泰が、この日の立正大との2戦目に「5番・三塁」で先発し、2回の第1打席で左越えへソロを放った。「高めのスライダーです。自分が好きなところに来たので振り抜いた」と振り返った。

 県岐阜商では昨夏の甲子園交流試合の明豊戦で、大会1号となる左中間本塁打。高校通算41発のパンチ力を東都大学野球の舞台で披露しているルーキーは「井口さん(現ロッテ監督)の記録を塗り替えたい」と偉大なOBが持つ24本塁打のリーグ記録更新を目標に掲げている。ホームランボールは寮の自室に飾っていることを明かし「25個?並べられるように頑張ります」と笑顔を見せた。

 3月の開幕週は連盟申し合わせで1年生は出場できず、4月に入って初出場。2戦2本と驚異的なペースで本塁打を量産する右打者は新たなスター候補だ。昨夏から木製バットでの練習を始め、さまざまなタイプを試した。開幕前に巨人・坂本モデルのバットで安打を量産したことから、リーグ戦での「相棒」が決まった。「芯を外すと飛ばないので、バットの芯がどのあたりにあるかを感じながら、それをボールにぶつけている」と木製バットにも対応している。安藤寧則監督は「特に言うことはないですね。物怖じしないので、力を発揮できている」と目を細めた。

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