歴史的快音だ 阪神・佐藤輝がオープン戦6号でドラフト新人最多本塁打記録更新 凄すぎる3戦連発

[ 2021年3月17日 13:31 ]

オープン戦   阪神―西武 ( 2021年3月17日    メットライフドーム )

<西・神>2回無死、ソロ本塁打を放つ佐藤輝(撮影・尾崎 有希)
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 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22=近大)が、17日の西武戦で、オープン戦6号を放った。これまでのドラフト新人最多記録は、72年佐々木恭介(近鉄)の5本塁打で、ついに新記録達成となった。

 衝撃はいきなり訪れた。2回の第1打席。西武・今井の150キロストレートをド迫力のスイングがとらえる。快音を残した一撃は、アーチストらしい軌道を描き右中間スタンドへ。両ベンチも、スタンドも、2021年シーズンに出現した怪物に目を丸くした。

 「浮いてきたボールをしっかり捉えることができました。自分らしい、いいスイングができたと思います」

 佐藤輝は14日の巨人戦で高橋から一発。休養日を挟み、16日のヤクルト戦では寺島から右翼席上段にまで達する特大5号を放ち、新人記録に並んだばかりだった。これで3戦連発。右肩上がりの調子を維持し、「3・26」の開幕を迎えることになりそうだ。

 14日の巨人戦の後に、矢野監督は「そらもう、こんだけ打ってて使わへんかったらおかしい」と佐藤輝の開幕スタメンを明言。2005年以来のリーグ制覇、1985年以来の日本一奪回へ、虎党には楽しみなシーズンが間もなく幕を開ける。

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