14年連続開幕スタメンへ続ける39歳のアピール 阪神・糸井がマルチ安打で打率・412

[ 2021年3月17日 05:30 ]

オープン戦   阪神9ー6ヤクルト ( 2021年3月16日    神宮 )

<ヤ・神>3回2死一、三塁、木浪の右前打で生還した阪神・糸井はナインとエアタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 39歳のベテランもアクセルを踏み続けている。阪神・糸井が2―0の3回の2打席目、1点を追加してなお2死一、二塁で2点二塁打を左翼フェンスに直撃させた。1打席目は四球だったこともあり、3ボールから打っていき、「まあ、見逃すよりは振ろうかなと思って」と積極姿勢を示した。

 ポジションを奪い取る立場にあり、逆転アピールへ必死だ。4回にも左前打を放ち、3打数2安打1四球で打率を・412まで上昇させた。「1打席1打席、もう開幕のつもりでやってるんで、頑張ります、はい」と声を上ずらせた。

 3・26開幕戦と同じ神宮球場を舞台に「7番・左翼」で出場。佐藤輝の右翼起用の方針が色濃くなり、空いている左翼はサンズらとの争い。14年連続の開幕スタメンへ、ラストスパートをかけたい。

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2021年3月17日のニュース