ヤクルト・浜田　3年目初の開幕スタメン見えた!4号2ラン含むマルチ安打「自分のスイングができてます」

オープン戦   ヤクルト6－9阪神 （ 2021年3月16日    神宮 ）

＜ヤ・神＞6回2死一塁、2ランを放つ浜田（撮影・村上　大輔）
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　自身初の開幕1軍を目指すヤクルトの3年目・浜田が、開幕スタメンに手が届きそうな位置まで来た。「開幕が近くなってきたのでスタメンを狙えるように頑張ります」とコメントにも力が入る。

　7点を追う6回2死一塁から右中間に4号2ラン。本塁打と打点（11）はチーム2冠だ。「（状態は）10割。自分のスイングができてます」。4回にも右越え適時三塁打を放ち、これで4試合連続マルチ安打を記録した。

　明豊（大分）出身で高校通算45本塁打を誇る20歳の右打者は、不動の4番に成長した村上より1学年下だ。「体が大きくて軸がぶれない」と尊敬する村上から「見たり、ちょっと聞いたり。参考にしながらやっている」と学んでいる。この日のアーチのように、逆方向への一発が持ち味なのも村上と同じ。「レフトに打とうとすると体が開く」と開きを抑え、逆方向に運ぶ。

　春季キャンプは2軍スタートも、結果を残して2試合連続の先発出場。今後も見たいかと問われた高津監督も「その通りだと思います」。村上に続く若武者誕生の予感が漂ってきた。（川手　達矢）