阪神・チェンが教育L中日戦で大炎上　5回2/3を投げ8失点　開幕は大丈夫？

ウエスタン教育リーグ （ 2021年3月17日    ナゴヤ球場 ）

＜教育リーグ　中・神＞3回に福留の適時打などで3失点しベンチに戻るチェン　（撮影・奥　調）
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　ロッテから新加入した阪神のチェン・ウェイン投手（35）が17日、教育リーグ・中日戦で調整登板。先発を務め、今春最長の5回2/3を投げるも、11安打8失点と精彩を欠いた。

　「相手も真っ直ぐを積極的に振ってきたというところもあるんですけど、一番は球が甘かった、ただそれだけです」

　初回を三者凡退と好発進も、3回先頭の石垣に133キロをバックスクリーン左下に運ばれ先制点を献上。さらに2安打で1死一、二塁のピンチを迎えると、3番・福留に右中間適時二塁打を浴び、さらに2点を失った。3回も3本の二塁打を許し2失点。6回2死一、二塁から福田に左翼線二塁打を浴びてさらに1点を失ったところでマウンドを降りた。後を受けた牧が1死二、三塁から左前打を許し、走者が生還したため、結局8失点となった。

　「内外角に投げ分けることができれば、打者にプレッシャーもかかってくるし、自分も楽に投げられる。両サイドのコントロールにしっかり取り組んでいきたい」

　残された時間はわずかでも、開幕へ向けて修正を重ねていく。