パドレス・ダルビッシュ “33歳以上DH制OK”珍提案「それくらい打つのが好きじゃない」

[ 2021年2月20日 05:30 ]

ブルペンで投げるダルビッシュ(パドレス提供)
Photo By 提供写真

 パドレスのダルビッシュがアリゾナ州ピオリアでのキャンプ2日目だった18日(日本時間19日)、初ブルペンで約30球を投げた。

 同じくカブスから移籍したカラティニとコンビを組んだ。体の前で構えたグラブを一度、へその高さまで下げてから左膝と一緒に上げるフォームで試投。「体がちょっと疲れている。バラけている感じで制球はあまり良い方ではなかった」と振り返った。

 パ軍は野茂英雄氏が球団アドバイザーを務めており「伝説的な投手。以前、フォークを教えてもらったことがあるけど、投げられなかった。今なら投げられるかもしれない。機会があったら教えていただきます」とすでに豊富な球種の充実に意欲。また、今季ナ・リーグはDH制が採用されない方向だが、34歳の右腕は「33、34歳以上はDHが使えるみたいなのはないのかなと最近、思っている。それくらい打つのが好きじゃない」と珍提案も披露した。

 新天地でのメジャー10年目。「周りを意識しないように、なるべく気を使わないように努力しています」とマイペースを強調した。 (奥田秀樹通信員)

続きを表示

2021年2月20日のニュース