マー君 中田翔に3ラン被弾も「すごくいい段階を踏めている」 日本復帰後初登板は2回4安打3失点

[ 2021年2月20日 14:52 ]

<楽・日>2666日ぶりに日本のマウンドに上がった田中将大(撮影・長久保 豊)
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 楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)が20日、練習試合の日本ハム戦(金武)で実戦初登板。先発で2回4安打3失点2奪三振で降板した。

 直球にスライダー、スプリットなどを交えながらの投球。初回に4番・中田翔に左越え3ランを被弾するなど4連打を浴びたが、2回は3人で抑え、無失点で乗り切った。2回を終えてベンチでは石井一久監督と投球を振り返っていた。

 初回、2番・中島に投じた初球、高めの直球で最速148キロをマークした。

 降板後、田中は「無観客はやっぱり寂しいです」と語り、「ボールのスピードも自分が思っていたより出ましたし、そういうところに関しては今日こういうふうにゲームで2イニングで40球近く投げられて、凄くいい段階を踏めていると思います」と手ごたえを口にした。

 「まだまだ状態を上げていかないといけないと思いますし、全体的にですね、そこはまだまだな部分がたくさんあって。こういうふうに今日やれたことで、またこれからのブルペンのセッションだったりそういうところで今日の出た反省点、感じたことを生かしていきながら調整できたらなと思います」と語った。

 球団初の日本一を決めた13年11月3日の日本シリーズ第7戦以来、日本では2666日ぶりのマウンドとなった。

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