阪神 背中を押された藤浪のつぶやき「絶対にやるべきでしょう」記者がツイッターを始めた理由

[ 2021年2月20日 11:00 ]

9年目のシーズンへ意気込みを語る藤浪(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 インタビューした記事をツイッターで事前告知し、当日は“つぶやき”で紙面購入を呼びかける。数年前には想像してなかったことが、今はSNSを通じて簡単にできる。ファンへ向けて情報や写真を発信するなど、無観客のキャンプでSNSを使わない手はない。

 藤浪がキャンプ直前にインスタグラムのアカウントを開設した。「無観客でこんな状況なんで少しでもファンの方に楽しんでもらえたら」。実は個人的にも強く待望していた。普段の会話からも言葉のチョイス、センスが際立つ。14日~15日にかけ24時間で投稿が消える「ストーリーズ」を使ってファンの質問に答えた“ゲリラ企画”を見ても明らかだった。今は、一言間違えば「炎上」と隣り合わせの世の中だけに「ギリギリのところを攻めたつもり」と笑った。

 3年前、記者が「チャリコ遠藤」とゆるい名前でツイッターを開設し、阪神情報をつぶやき始めた際も「紙が売れない時代で、遠藤さんとかスポニチの方向性は間違ってないですよ。絶対にやるべきでしょう」と背中を押してくれたのを今でも覚えている。

 「シーズン中は“早く寝ろ”って言われそうなんで(笑い)。今だけですけど、ファンの方に楽しんでもらえたら」。理論やブレない思考を持った人物は、SNSでも輝く。藤浪のアカウントは瞬く間に9万人に達しようとしている。(遠藤 礼)

続きを表示

この記事のフォト

2021年2月20日のニュース