阪神2軍の尼崎移転 近隣住民アンケートで賛成約75%

[ 2021年2月20日 05:30 ]

 兵庫県尼崎市は19日、25年をめどに阪神2軍の本拠地を兵庫県西宮市の鳴尾浜球場から尼崎市杭瀬南新町にある「小田南公園」への移転誘致に関して、昨年11月に計6度実施した近隣住民らへの賛否などを問うアンケートの集計結果を公表。計1万1098件のアンケート配布に対し回答数2738件(回収率24・7%)で「賛成」57・3%、「どちらかといえば賛成」も18・1%あった。一方で「樹木や緑地をなくさないでほしい」「治安の悪化やたばこやゴミのポイ捨て問題が発生すると思う」など心配の意見も多く寄せられた。

 調査主体となった同市の経済環境局経済部経済活性課の担当者は「当初は小田南公園のみの改築予定だったが広場のスペースや緑が減ることに対する懸念の意見が多く、近隣の大物公園を含めた整備、リニューアルを考えている」と説明。今後は3月下旬から4月上旬にかけ近隣住民らへの説明会を実施する。

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2021年2月20日のニュース