広島 ようやく“開幕” 対外試合20イニング目に菊池涼の適時打で今春初得点

[ 2021年2月20日 13:58 ]

練習試合   広島―ヤクルト ( 2021年2月20日    沖縄・浦添 )

練習試合<ヤ・広>2回2死一、二塁、菊池涼が同点適時打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 広島は20日、ヤクルトとの練習試合に臨み、2回に待望の初得点を挙げた。

 ヤクルトは開幕投手候補の1人に挙げられている小川が先発。広島は初回に田中広、菊池涼の連打などで2死満塁の好機をつくるが、堂林が右飛を打ち上げて無得点に終わった。だが2回、2死から大盛、田中広の連打で一、二塁の得点機をつくると、ヤクルトは小川から長谷川にスイッチ。その直後に、菊池涼が左前に抜ける適時打を放ち、1-1の同点に追いついた。

 広島は今春の対外試合は、16日のロッテ戦、17日の巨人戦ともに無得点。18イニング連続で“沈黙”していた。佐々岡監督は「ランナー一塁で何とか二塁へ進める打撃を見たいんだけどね。ミーティングでずっと言っているんだけど、その辺はちゃんと徹底させていきたい」と表情を曇らせていたが、同一リーグの相手から得点を奪い、ようやく開幕となった。

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2021年2月20日のニュース