“極寒”鳴尾浜でもへっちゃら 山形出身の阪神ドラ6中野 新人唯一のマシン打撃「東北の方が寒い」

[ 2021年1月8日 05:30 ]

<阪神自主トレ> 鳴尾浜球場でバットを振る中野(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神ドラフト6位の中野(三菱自動車岡崎)が7日、極寒の鳴尾浜でただ一人、室内でマシン打撃に取り組み、元気さをアピールした。

 「マシンを使って、前から来るボールに慣れておかないといけないなと」

 山形県天童市出身で年末年始に帰省したばかり。西宮市に暴風雪警報が出た荒天にも「ここまで風は強くない。まあでも、寒さとしては全然、東北の方が寒いと思うので大丈夫です」とへっちゃらだ。新人を含む他の選手がマシン打撃を控えた中で、快音を響かせた。

 下位指名ながら、堅実な守備力と打撃センスに矢野監督の評価は高く春季キャンプ1軍スタートも内定。木浪、北條、小幡らといきなり遊撃レギュラー争いを期待される。

 キャンプインまでの自主トレ期間のテーマを「技術面というより、体力面が必要となってくるかなと思う。なるべく体力を中心にやっていこうかなと思っています」と設定した。注目は1位・佐藤輝ら上位に集まっても、出世レースには負けない意気込みだ。(山添 晴治)

続きを表示

2021年1月8日のニュース