巨人、菅野残留を発表 「日本一奪還を目指し、今シーズン後に改めて自分の夢、将来を考えたい」

[ 2021年1月8日 11:01 ]

巨人・菅野
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 巨人は8日、ポスティング制度を利用して米大リーグ各球団との移籍交渉を進めていた菅野智之投手(31)が、同制度の期限である米国東部時間1月7日午後5時(日本時間1月8日午前7時)を前に交渉を打ち切り、巨人でプレーすることを決意したとの連絡があったと発表した。今後、早期に選手契約を締結する。

 菅野は球団を通じて「今回のポスティング手続きを通じて、交渉していただいたMLB球団はじめ手続に関与されたMLB関係者の皆様には深く感謝を申し上げます。今月1日に渡米して様々な方々から話を聞き、新型コロナウイルスの影響が深刻化する中でのMLBの今シーズンの動向などを見極めた結果、今季も読売巨人軍でプレーしようという結論に至りました。1年浪人して入団した経緯や私の思いを尊重し、ポスティング申請を認めていただいた読売巨人軍には感謝しています。原監督やチームメイトたちと日本一奪還を目指し、今シーズン後に改めて自分の夢、将来を考えたいと思っています。応援していただいているファンの皆さまのご期待に応えられるよう、リーグ優勝と日本一奪還に向けて全力を尽くします」とコメントした。

 また、山口寿一オーナーの「世界でコロナ禍が深刻化する中、悩み抜いた末に残留を決断してくれ、感謝します。菅野投手は巨人軍の大黒柱。チームとともに一層飛躍してもらえるよう、全力で支援していきます」とのコメントを発表した。

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2021年1月8日のニュース