6球団が春季キャンプ予定…宮崎、9日から独自の緊急事態宣言 拡大続けば実施に影響も

[ 2021年1月8日 05:30 ]

今春に宮崎キャンプを予定しているNPB球団
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 宮崎県では7日、新たに105人の新型コロナウイルス感染が発表され、4日連続で最多を更新。これを受けて県は独自の緊急事態宣言を出した。9日から外出自粛と、県外との往来自粛を求める。イベントの中止や延期、酒を提供する飲食店への時短営業も要請する。期間は今月22日までとし、感染状況を見極めて延長するかどうかを判断するという。

 同県では2月にソフトバンク、巨人、オリックス、西武、広島2軍、ヤクルト2軍の2軍2球団を含む6球団がキャンプを予定。感染拡大が続くと、実施に影響を及ぼす可能性もある。プロ野球は12日、Jリーグと開催する新型コロナウイルス対策連絡会議などで対応を協議する。

 埼玉県所沢市に本拠を置き、宮崎県南郷町でキャンプを行う西武の飯田光男球団本部長は、政府の1都3県への緊急事態宣言を受けて「チームとしてさらに気を引き締め、2月1日にキャンプインできるよう過ごしてまいります」とコメントを発表した。

 ≪J複数クラブは今月中旬から現地入り予定≫独自の「緊急事態宣言」発令を決めた宮崎県ではJリーグ勢も既に横浜FC、横浜、広島、C大阪など複数クラブが1月中旬~2月にかけてキャンプを予定しており、影響を受ける可能性が出てきた。主な行動要請には外出自粛、県外との往来自粛も含まれ、クラブ関係者は「今後の推移を見守りながら対応していきたい」と話した。また政府発令の緊急事態宣言に該当する1都3県だけでもJ1~J3で対象は13クラブに上る。

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2021年1月8日のニュース